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コエンザイムQ10と合わせて摂りたいα-リポ酸

コエンザイムQ10とα-リポ酸は相性の良い組み合わせ

疲労回復や美容に良いことで知られるコエンザイムQ10は、健康食品として認可されていて、サプリメントから気軽に摂ることができます。
そこでコエンザイムQ10と一緒に摂りたい成分がα-リポ酸です。この二つの成分はとても相性の良い組み合わせです。併用することで相乗効果が期待できます。

α-リポ酸はミトコンドリアの働きを助ける補酵素

α-リポ酸の働きはコエンザイムQ10と非常に良く似ています。私たちの体は約60兆個の細胞によって作られ、その一つ一つにはミトコンドリアと呼ばれる小器官が存在します。
ミトコンドリアは生命維持と生命活動に不可欠なエネルギーを作る工場です。α-リポ酸はコエンザイムQ10とともにミトコンドリアの働きを助ける補酵素として存在しています。

α-リポ酸はコエンザイムQ10と連携することでエネルギーを作り出している

私たちの体は食事から摂取した三大栄養素である炭水化物、たんぱく質、脂質を材料にエネルギーを作り出しています。
この三つの栄養素は小腸で消化酵素によってそれぞれブドウ糖、アミノ酸、脂肪酸に分解されます。その後、ミトコンドリア内に取り込まれて「TCAサイクル(クエン酸回路)」によってエネルギーに変えられます。
α-リポ酸はブドウ糖、アミノ酸、脂肪酸をTCAサイクルに取り込む役目を担い、コエンザイムQ10はミトコンドリアによるエネルギー産生を促す役目を担っています。
つまりα-リポ酸とコエンザイムQ10がお互いに連携することで、TCAサイクルを動かし効率よくエネルギーを作り出しているのです。

どちらも優れた抗酸化物質

細胞を破壊し老化を進める活性酸素

人間が生きていくために酸素は必要です。ところが体内に取り込んだ酸素のうち最大5%程度が活性酸素に変わります。
活性酸素には強い酸化作用があり、体内で増えすぎると細胞や組織を酸化させて錆つかせてしまいます。このように活性酸素によって細胞や組織がダメージを受けることを「酸化ストレス」と言います。

活性酸素を除去するコエンザイムQ10とα-リポ酸

とはいえ体は増えすぎた活性酸素に対して無抵抗ではありません。抗酸化物質を働かせることで活性酸素を除去し、細胞や組織を酸化ストレスから守っています。
コエンザイムQ10とα-リポ酸は優れた抗酸化物質として、脳、血管、心臓、腎臓、肝臓、骨、関節などあらゆる器官の細胞内で働きます。増えすぎた活性酸素を除去することで、酸化ストレスが引き起こす細胞の老化を抑制します。

肝臓機能を高める効果が期待されている

肝機能の低下によって引き起こされる肝炎などの肝障害は、活性酸素の影響が大きいと考えられています。これは肝臓が代謝が活発な器官であり、脂肪酸やアルコールを分解するときに活性酸素が大量に作られるためです。
特に習慣的にお酒を飲む方は活性酸素の影響を受けやすいため、抗酸化物質を積極的に摂りたいところです。コエンザイムQ10とα-リポ酸には、抗酸化物質として働くことで肝機能を高める効果が期待されています。

消費されたコエンザイムQ10を元に戻すα-リポ酸

コエンザイムQ10が活性酸素を除去すると抗酸化力を失います。α-リポ酸には消費されたコエンザイムQ10を元に戻す働きがあります。つまり体内のコエンザイムQ10の減少を抑えてくれます。

コエンザイムQ10とα-リポ酸の組み合わせが特におすすめの人

疲れが気になる中高年の方に適している

コエンザイムQ10とα-リポ酸、どちらの成分も不足するとTCAサイクルをスムーズに動かすことができなくなり、エネルギー産生効率が低下してしまいます。
その影響で体が疲れを感じやすくなり、しっかり休憩と睡眠をとっていても疲れが抜けないという状態に陥ります。
どちらも体内で生合成することができますが、加齢によって生合成される量が低下するため、中高年になると不足しやすくなります。疲れが気になる中高年の方は、この二つの成分をバランス良く摂ると良いでしょう。

激しい運動を行う方に適している

α-リポ酸には運動のパフォーマンスを高める働きが期待されていて、運動前に摂ると良いと言われています。コエンザイムQ10にも同様の働きが期待されているため、併用することで相乗効果が期待できます。
実際に二つの成分を併用することで、持久力が向上したという研究結果が報告されています。趣味やダイエットで激しい運動やスポーツを行う方にお勧めです。

【α-リポ酸とコエンザイムQ10の併用による効果を示す試験結果】

高校野球部員30名を対象に、1日あたりコエンザイムQ10を50mgとα-リポ酸を250mgを1ヶ月間摂ってもらい、3000m走のタイムを計りました。
その結果、摂取前の平均タイムは12.2分でしたが、1ヶ月後には30名中24名のタイムが11.9分まで短縮したことが確認されました。(参考元1)

コエンザイムQ10とα-リポ酸を併用する際の注意点

摂り過ぎに注意

コエンザイムQ10もα-リポ酸も体に有用な成分です。どちらも体内に存在する成分であり、非常に安全性が高く副作用が少ないのが特徴です。だからといってとにかくたくさん摂れば良いというものではありません。
コエンザイムQ10の場合は、副作用の発現率が極めて低いためあまり心配は要りません。それでも大量に摂ることで体を刺激する恐れがあり、体調や病気によっては副作用が引き起こされることがあります。
一方のα-リポ酸は、摂り過ぎによって、食欲不振、吐き気、下痢、発疹、頭痛、めまいなどの副作用が指摘されています。医薬品の場合は1日の摂取量上限を180mgと定められています。
サプリメントの中にはこれよりも多く配合しているものもありますが、摂り過ぎには十分注意してください。

α-リポ酸が引き起こす低血糖

α-リポ酸を摂ると稀に「インスリン自己免疫症候群」が引き起こされることがあります。これはインスリンの働きを妨げる抗体が作られることで低血糖状態に陥る病気です。
インスリン自己免疫症候群の発症は遺伝的な要素が大きいため、発症するかどうかは摂ってみなければ分かりません。日本人はα-リポ酸の摂取によってインスリン自己免疫症候群を発症する例が多いと報告されています。
万が一、動悸、めまい、手の指の震えを感じたときはすぐに摂取を中止して病院を受診してください。

またα-リポ酸と血糖値を下げる薬を併用すると、作用が増強されて低血糖を引き起こす可能性があります。血糖値を下げる薬との併用は避けてください。

持病のある方はかかりつけの医師や薬剤師に相談する

糖尿病などの持病のある方は副作用を引き起こす恐れがあります。予めかかりつけの医師や薬剤師に相談し、適切な指示を得てから摂りましょう。

参考元1:γ-CD包接CoQ10、α-リポ酸 抗酸化と糖代謝促進で疲労回復を訴求 2015.12.15 ヘルスライフビジネス

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