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精力増強にコエンザイムQ10

加齢が引き起こす精力減退

男性ホルモンと精子を作る精巣

「若い頃は元気だったのに最近めっきり精力が衰えた」という中高年男性に見られる精力減退は、加齢によるものと考えられています。
私たちの体内では男性ホルモンと女性ホルモンを分泌することで体の機能を維持しています。このうち男性ホルモンには男性らしい体を作るとともに、精子の生成を促す働きがあります。
そして男性ホルモンと精子を作る働きを担っているのが精巣です。精力の減退は精巣の働きが低下することで引き起こされます。

酸化ストレスが精巣を老化させる

精巣が老化すると男性ホルモンの分泌量が低下する

男性は40代を過ぎたあたりから男性ホルモンの分泌量が低下するため、精子の数や運動率が減少しやすくなります。
これは加齢によって精巣が老化することが原因と考えられています。また男性ホルモンが減少することで性欲が低下することも精力の減退に繋がります。

老化には個人差がある

ではなぜ精巣は老化するのでしょうか? 人間は誰でも歳を取り、老いを避けることはできません。しかし、同じ中高年世代であっても衰えが目立つ方がいる一方で、若々しく年齢を感じさせない方もいます。
老化には個人差があります。男性ホルモンの分泌量が低下するのは加齢だけが原因ではありません。生活習慣や健康状態などさまざまな要因が複雑に関係しています。

活性酸素が精巣を老化させる

精巣が老化する原因の一つに活性酸素の増加が挙げられます。酸素は生命を維持するために欠かせないエネルギー源ですが、体内に取り込んだ酸素のうち最大5%程度が活性酸素に変わってしまいます。
この活性酸素によって細胞が酸化してダメージを受けることを「酸化ストレス」と言います。体内で活性酸素が増加すると、酸化ストレスによって細胞のDNAが破壊され老化を進めてしまいます。
精巣も酸化ストレスに晒されることで老化が進み、精力の減退に繋がります。

そこで私たちの体は抗酸化物質を働かせることで活性酸素を除去して細胞の酸化から守っています。
ところが年齢を重ねると体内の抗酸化物質が減少するため、活性酸素の除去が追いつかなくなり、細胞の酸化を止めることができなくなってしまいます。

活発な遊泳運動を行う精子は活性酸素の影響を受けやすい

精子が受精を行うためには活発な遊泳運動が必要です。そこで精子の尾部には柔軟な運動を実現するために「不飽和脂肪酸」が多く含まれています。
この不飽和脂肪酸は非常に酸化しやすい性質を持つため、加齢によって増加する活性酸素の影響を受けやすいとされています。

コエンザイムQ10が精力減退を改善する

男性にも嬉しいコエンザイムQ10の働き

健康だけでなく美容にも良いコエンザイムQ10は、女性向けの成分というイメージを持たれがちです。本当はそんなことはなく男性にも良い効果が期待できる成分です。
コエンザイムQ10を摂ることで疲労が回復し元気にしてくれます。さらに中高年男性の多くが悩んでいる精力減退にも効果的です。
ですから男性がコエンザイムQ10を摂ることは何もおかしいことではありません。若々しさを保ちいつまでも元気でいるために、男性もコエンザイムQ10を積極的に摂りましょう。

活性酸素を除去し酸化ストレスから守る

コエンザイムQ10が持つ効能の一つに抗酸化作用があります。体内の余分な活性酸素を除去することで酸化ストレスから細胞を守り、精巣の老化を抑えることができます。
また、活性酸素は精巣だけでなく精子にもダメージを与えます。酸化ストレスによって精子の運動量が低下し、精子の数そのものを減らしてしまいます。コエンザイムQ10によって活性酸素が除去されることで精子を守ることができます。

精子にエネルギーを供給する

精子の活発な遊泳運動にはエネルギーが必要です。そこで精子は精液から糖分を補給することで、細胞内のミトコンドリアでエネルギーを作り出しています。
ミトコンドリアの働きを助ける補酵素であるコエンザイムQ10には、エネルギー産生効率を高める働きがあります。精子に効率的にエネルギーが供給されることで、精力減退の改善にも有効です。

精巣疾患を改善する効果が認められている

酸化ストレスによって精巣が老化することで引き起こされるのが精巣疾患です。このうち精子の数が減少する症状を「乏精子症」と言います。
男性不妊の原因にもなるため早めに対処したいところです。そこで乏精子症の男性にコエンザイムQ10を投与する臨床試験が複数報告されているので、そのうちの一つを紹介します。

【コエンザイムQ10の効果を示す試験結果】

乏精子症の男性106名を二つのグループに分けて、コエンザイムQ10または偽薬を、それぞれ1日300mg、26週間摂ってもらいました。
その結果、コエンザイムQ10を投与したグループでは、試験開始から8週間経った頃から、精子濃度、精子数、運動率に有意な改善が見られることが確認されました。
一方、偽薬を投与しなかったグループではほとんど変化が認められませんでした。(参考元1)

・コエンザイムQ10投与による精子数と運動率の変化

精子数(×100万) 運動率(%)
開始時 46.6 22.2
26週後 57.6 27.6
56週後 51.7 24.2

男性の不妊症に対するコエンザイムQ10の効果

近年増え続ける男性の不妊症

いま日本では不妊の悩みを抱えるカップルが増えています。これまでは主に女性の問題と考えられてきました。しかし、さまざまな研究によって今日では、不妊=子どもが出来ない原因の半分は男性にもあることが分かっています。
「男性不妊症」はあまり注目される機会がありませんが、近年では患者数が増加傾向にあり、少子化が進む日本で社会問題化しつつあります。

妊娠率を改善する効果は証明されていない

コエンザイムQ10によって精巣の老化が抑制され、精子の数や運動率が向上することで、男性の不妊症を改善する可能性があります。

ある研究ではコエンザイムQ10を摂っていない方の妊娠率は6/28であったのに対して、コエンザイムQ10を摂っていた方の妊娠率は3/27という結果になりました。(参考元1)ですが有意な差ではありませんでした。

不妊症の男性にコエンザイムQ10を投与する研究は世界中で行われています。その結果は、精子の密度や運動率の向上は認められたものの、妊娠率や出産率への影響までは認められなかったというものがほとんどです。
残念ながらこれまでの研究で、妊娠率を改善する効果までは証明はされていません。

不妊症の改善に有効ではあるが効果は限定的

だからといってコエンザイムQ10に男性の不妊症を改善する効果が全く期待できないわけではありません。実際にコエンザイムQ10を摂ることで、精子の質が改善されたという研究結果が複数報告されています。
これはコエンザイムQ10が持つ優れた抗酸化作用が、精巣と精子を酸化ストレスから守るためと考えられています。

コエンザイムQ10の効果は妊娠に至るまで大きなものではなく限定的です。不妊症は酸化ストレス以外にも、過労や強いストレス、不規則な生活、栄養バランスの乱れなどさまざまな原因が考えられます。
それでもコエンザイムQ10には優れた効果がありますから、積極的に摂ることで男性の不妊症を改善できる可能性があります。

参考元1:コエンザイムQ10の基礎と応用 コエンザイムQ10協会編 丸善出版

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