コエンザイムQ10とはどのようなものか
コエンザイムQ10というのを最近では多くのドラッグストアやスーパーなどで見かけます。
健康食品なのはわかりますがどのような働きがあるのか知らない人も多いでしょう。
コエンザイムQ10とは何かを説明します。
コエンザイムというのは補酵素という意味です。
酵素の働きを補助する物質です。
コエンザイムQ10というのは補酵素の一種になります。
この物質はは心臓や肝臓、腎臓などに多く含まれており、エネルギーの燃焼を助ける働きをします。
人体の細胞にはミトコンドリアという小器官があり、ここで栄養素を燃やしてエネルギーに変えるのですが、この時に補酵素として働くのがこの物質です。
もしも心臓で不足するとどうなるか考えて見ましょう。
心臓の働きが悪くなるために全身の血流が悪くなります。
そのために体が冷えやすくなり、冷え性などの原因になります。
また全身の細胞の代謝が低下するので、肌あれなどの皮膚トラブルがおきやすくなります。
エネルギー産生がうまくいかないので体がきつく感じたり、体調不良が出てきます。
また肝臓は有害物質を分解する働きをし、腎臓では有害物質を尿と一緒に排泄する働きをしますが、その機能が低下すれば体内に有害物質が多く残ることになるので健康面に影響が出てきます。
不足しないように摂取することが重要なのです
Q10には抗酸化作用もあります。
同じく抗酸化作用があるビタミンEとコエンザイムQ10の関係についてかいてあるサイトがありますので参考にしてください。
人間は酸素を使ってエネルギーを作りますが、その際に発生する活性酸素は体を酸化させ、動脈硬化などの原因となります。
他に食品添加物や喫煙、大気汚染、ストレスによっても活性酸素が増えるといわれています。
Q10にはこの活性酸素を抑える効果があり、体の酸化を防ぐ効果があるのです。
体の老化を予防する効果といってもいいでしょう。
Q10は体内で生成することと食事から摂取することができますが、そのピークは20代であり40代になると量が不足してくることがわかっています。
多く含む食品にはいわしや牛肉、ピーナッツなどがありますがカロリーの関係などもあり、たくさんとることが難しいでしょう。
そのため摂取にはサプリメントが有効です。
現在は多くのお店で売られており、入手は簡単なので継続的に利用するといいでしょう。
そんなコエンザイムQ10の選び方はこちらのサイトをご覧ください。
http://xn--q10-qi4bta9dwa15axfq275aa7725dh7xd.net/
Q10は最近になってはやりだしましたが発見されたのは1960年代でした。
1970年代になり心臓の薬として使用されるようになりました。
うっ血性心不全の薬です。
その後に大量生産が可能となり、日本において2001年から食品として販売が可能となり、現在のように広く一般的な健康食品として広まることになりました。
【参考URL】
https://www.wvared.com/e_koka.html