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コエンザイムQ10の粉末と顆粒の特徴

飲み物にサッと溶ける粉末と水なしで飲める顆粒

体の疲れを取り抗酸化作用も期待できるコエンザイムQ10は、サプリメントから気軽に摂れる健康成分として人気があります。
サプリメントにはさまざまな形状があります。その中でも粉末と顆粒は、飲みやすく持ち運びしやすいのが特徴です。
粉末はどんな飲み物にもサッと溶けます。一方の顆粒は水なしでも飲むことができます。錠剤やカプセルは喉に詰まって飲みにくいという方は、粉末または顆粒を選ぶと良いでしょう。

粉末のコエンザイムQ10の特徴

粉末は酵母などから抽出したコエンザイムQ10を精製して純度を高め、水分を飛ばして乾燥させたものです。黄色や白い色でサラサラしています。

不純物が混ざりにくく純度が高い

酵母などの微生物から抽出したコエンザイムQ10は多くの水分を含んでいます。そこで製造工程で、ろ過、結晶化、乾燥を行うことで水分を蒸発させ、純度を高めていきます。
水分を飛ばし乾燥させるというシンプルな工程で作られるため、余計な不純物が混ざりにくく純度が高いのが特徴です。

常温で保存できるため添加物が少なくできる

粉末のコエンザイムQ10は完全に乾燥しているため、保存料を加えなくても常温で長期間保存することができます。使用する添加物の種類を少なくできるのもメリットです。
添加物は成分の作用に影響を与えるうえ体にも良くありません。添加物の少ない粉末のコエンザイムQ10なら、安心して摂ることができます。

飲み物にサッと溶ける

粉末のコエンザイムQ10は水でもお茶でもどんな飲み物にもサッと溶けます。自分の好きな飲み物と一緒に摂ることができます。ただしアルコール類と一緒に摂るのは避けてください。

コエンザイムQ10をアルコールと一緒に摂った場合の影響についてはこちら

顆粒のコエンザイムQ10の特徴

顆粒は粉末のコエンザイムQ10に適度な水分を加えて小さなサイズに固めたものです。サラサラしている粉末とは異なり顆粒はザラザラしています。

比較的純度が高い

顆粒は粉末のコエンザイムQ10を結合剤によって小さなサイズに固めたものです。粉末とほとんど同じ工程で製造されるため、不純物が混ざりにくく比較的純度が高いのが特徴です。

水なしで飲める

顆粒は適度な水分を含んでいるため、飲み込みやすいのが特徴です。口の中でサッと溶けて水なしでも摂ることができます。
ほんの少しですが粉末よりも水分が残っているため、口の中に残るような違和感がありません。さらに喉や食道を通過する際に張り付くことがないため、喉に詰まったりむせるようなこともありません。

スティックに入っていて持ち運びしやすい

一般的な顆粒のコエンザイムQ10は、1回分ずつスティックに入っています。小分けにされているため持ち運びしやすいのがメリットです。
コエンザイムQ10は1日2~3回食後に摂ることが推奨されています。ところがドリンクなどの持ち運びしにくい形状では、ついつい外出先に持っていくのを忘れてしまいます。
コエンザイムQ10は摂り続けないと十分な効果が期待できません。持ち運びのしやすいスティックに入った顆粒なら、その日に摂る分だけを職場などの外出先に携帯することができます。

粉末と顆粒のコエンザイムQ10はこんな人に適している

粉末と顆粒は飲み込むのが苦手でなければ、どんな人にも適しています。気管支が細く喉が詰まりやすいという方は、錠剤やカプセルよりも飲みやすい粉末と顆粒が適しています。
スティックに入った顆粒は、携帯性に優れているため仕事や買い物などで日中に外出する方に適しています。
一方で口の中が乾燥しやすい人は飲みにくいと感じることがあります。粉末は水にサッと溶けますが、粉っぽさが全くなくなるわけではありません。
顆粒は水なしで飲めるとはいえ、口の中が乾燥しているとスムーズに溶けてくれない場合があります。

保存方法に注意が必要

コエンザイムQ10は不安定な成分であり、熱や光の影響を受けやすいという弱点があります。特に光には弱くすぐに酸化してしまいます。
酸化が進んだコエンザイムQ10は、効果が大幅に低下します。さらに熱を加えると成分が変性して、著しく劣化してしまいます。コエンザイムQ10の保存方法に注意しましょう。
詳しくはこちら >> コエンザイムQ10の保存方法

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