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コエンザイムQ10でエネルギー産生効率を高める

生命活動に必要なエネルギーは細胞が作り出している

生命活動に不可欠なATP

人間を含めた全ての生物は外部から酸素、水、栄養を補給し、体内でエネルギーに変換することで生命を保っています。
このエネルギーを作り出しているのは私たちの体を作っている細胞です。人間の体は約60兆個もの細胞によって構成されています。
この細胞の一つ一つにはミトコンドリアと呼ばれる小器官が存在し、ATP(アデノシン三リン酸)と呼ばれるエネルギー源を作り出しています。
地球上に存在する全ての生物はATPを充電池のように蓄えて、エネルギーとして放出することで、体温の保持、筋肉の収縮(運動)、神経活動などを行っています。

ATPを産生するTCAサイクル

材料となる三大栄養素

生命活動に不可欠なATPですが、ミトコンドリアだけで作り出すことはできません。ATPを作り出すためには材料が必要です。
私たちは食事から栄養を補給して体を動かすエネルギーに変えています。ATPの材料となるのは三大栄養素であるたんぱく質、脂質、炭水化物です。
毎日の食事から摂っているこの三つの栄養素は、小腸で消化酵素によってそれぞれアミノ酸、脂肪酸、ブドウ糖に分解されます。

ミトコンドリア内で行われるTCAサイクル

そしてこれらの物質をエネルギーに変える体内燃焼サイクルが、ミトコンドリア内で行われる「TCAサイクル(クエン酸回路)」です。
TCAサイクルによってアミノ酸、脂肪酸、ブドウ糖はまずアセチル-CoAという物質に変換されます。さらにアセチル-CoAが酸化することでクエン酸などの何種類かの酸が作られます。
これらの酸は最終的にミトコンドリア内で酸素と結合して水になります。このときに生じる莫大なエネルギーで作られるのがATPです。
つまりミトコンドリアがATPを作り出すためには、TCAサイクルをいかにして効率良く循環させるかが重要なのです。

エネルギー産生効率を高めるコエンザイムQ10

補酵素としてのコエンザイムQ10

コエンザイムQ10のコエンザイムとは酵素の働きを助ける補酵素のことです。TCAサイクルによって発生したエネルギーをミトコンドリアがATPとして蓄えるためには、コエンザイムQ10が必要です。
健康な成人の体内に蓄えられているコエンザイムQ10の量は約700mgです。(参考元1)全身の細胞に広く分布し、活発に代謝を行う器官ほど多く蓄えられています。
その中でも心臓は24時間365日片時も休みなく稼動し、他の臓器とは比べ物にならないほど消耗が激しい器官です。心臓には体内で最も多くのATPが蓄えられています。

コエンザイムQ10が十分にあるのとないのとではこれだけ違う

仮に体内にコエンザイムQ10が全くなかったとしてもミトコンドリアがATPを作ることは可能です。コエンザイムQ10がなかったとしても死ぬことはありません。
しかし、コエンザイムQ10なしでミトコンドリアが作り出せるATPの量はとても少ないのです。コエンザイムQ10があるのとないのとではエネルギー産生効率が28倍も違うと言われています。

エネルギー産生効率が高まることで得られる作用

ではコエンザイムQ10によってエネルギー産生効率が高まることで、体にどのような良い影響をもらたすのでしょうか?
コエンザイムQ10によってATPの産生が促されることで、十分な量のエネルギーが心臓などの臓器や筋肉に供給されます。つまり体が元気になります。それによって主に以下のような作用があります。

・疲労回復効果
・体力気力の充実
・代謝の向上
・血流改善
・抗老化作用
・QOL(生活の質)の改善

これらの作用は全て細胞に関するものです。つまり病気などで機能が低下している細胞や、加齢によって老化した細胞を活性化することができます。
例えば心臓の細胞に十分な量のATPが供給されることで心臓機能を高めることができます。それによって血液を押し出すポンプ機能が回復して血流が改善されます。
その結果、心臓機能が低下する「うっ血性心不全」の方は症状が改善されます。さらに高血圧、低血圧、冷え性、むくみ、動悸、息切れ、頭痛、肩凝りなどの症状が緩和されます。

積極的に摂りたいコエンザイムQ10

コエンザイムQ10が不足すると疲労を感じやすくなる

生命活動に必要なエネルギー源であるATPはミトコンドリアが作り出し、その働きをコエンザイムQ10がサポートしています。逆に言えば体内でコエンザイムQ10が不足するとエネルギー産生効率が悪くなります。
食生活に乱れがなく食事から必要な栄養を摂っているのに、なぜか「元気がない」「疲れやすい」と感じることがあります。
このような悩みを持つ方は、栄養状態の問題ではなく、コエンザイムQ10の不足によってTCAサイクルが十分に機能していない可能性があります。
コエンザイムQ10が不足すると、普通の生活を送っているだけで疲労感や倦怠感を感じやすくなります。その結果として肩凝り、腰痛、頭痛、手足の冷えといった全身の不調に繋がり、持病がある方は症状が悪化してしまいます。

さまざまなことが原因で減少するコエンザイムQ10

コエンザイムQ10は体内で生合成することができます。肉類や魚類、油脂類などから補給することもできます。ですから若くて健康状態に問題がない方であれば、コエンザイムQ10が不足することはありません。
しかし、体内のコエンザイムQ10は20歳をピークに加齢によって減少していきます。ほかにも強いストレスや病気によって減少することも分かっています。

積極的に摂りたいサプリメント

中高年の方やストレスや病気によって健康状態に不安を感じている方は、食事やサプリメントから積極的にコエンザイムQ10を補いましょう。
ただし一つ一つの食品に含まれるコエンザイムQ10の量は多くないため、食事から摂るのはあまり効率的ではありません。
そこでお勧めなのがサプリメントです。コエンザイムQ10は健康食品として認可されていて、市場にはさまざまな種類のサプリメントが流通しています。
コエンザイムQ10をサプリメントから摂ろうとすると一定の費用がかかります。ですが何よりも手軽で続けやすいのがメリットです。ソフトカプセルや錠剤、ドリンクなどさまざまなタイプがありますから、自分に合ったものを選びましょう。

コエンザイムQ10と一緒に摂りたい成分

コエンザイムQ10には体内のエネルギー産生効率を高める働きがあります。とはいえATPを作り出しているTCAサイクルにはさまざまな物質が関与しています。
そこでコエンザイムQ10と一緒に摂りたいのが糖質である炭水化物とビタミンB群です。

炭水化物

人間は生命活動に必要なエネルギーの40~60%を糖質から得ています。その中でもブドウ糖は特に重要な働きをします。脳が利用できるほぼ唯一のエネルギー源だからです。
体内では炭水化物を消化酵素によってブドウ糖に分解することでエネルギーを得ています。最近は「糖質カット」や「炭水化物抜きダイエット」が流行っています。
しかし、あまりにも糖質をカットしすぎると、エネルギー不足に陥ってかえって細胞の老化が進んでしまいます。コエンザイムQ10の力を引き出すためには、食事からある程度の炭水化物を摂る必要があります。

ビタミンB群

ビタミンB1、B2などのビタミンB群はTCAサイクルを循環させるために不可欠な栄養素です。コエンザイムQ10と一緒に摂ることで相乗効果が期待できます。

参考元1:「コエンザイムQ10」で元気が出る、病気が治る! 永田勝太郎著 日本文芸社

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