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熱に強いコエンザイムQ10を選ぶ

熱に強く保存性に優れたコエンザイムQ10を選ぶ

疲労回復効果や抗酸化作用など優れた効能を持つコエンザイムQ10には、不安定で熱に弱いという弱点があります。
もちろん多くのメーカーでは製造段階の乾燥や加熱殺菌処理といった工程で、成分が破壊されてしまわないように細心の注意を払っています。
ですが工場から出荷された時点では問題なくても、購入したサプリメントを家で保管している間に熱で劣化する恐れがあります。
特に還元型のコエンザイムQ10は非常に不安定かつデリケートで、低温で保存する必要があります。
熱による劣化が気になる方は、酸化型や包接体といった熱に強く保存性に優れたコエンザイムQ10を選ぶと良いでしょう。

熱に強い酸化型と熱に弱い還元型

コエンザイムQ10には酸化型と還元型がある

コエンザイムQ10には酸化型と還元型があります。酸化型とは文字通り空気に触れて酸化することで黄色く変色した状態です。
還元型は酸化していない状態で白い色をしています。体内で利用されるコエンザイムQ10は全て還元型です。
一方の酸化型は、体内の還元酵素によって還元型に変換されることで利用することができます。このため一般的には体内で変換する必要のない還元型のほうが優れているとされています。

還元型は熱に弱い

還元型は非常に不安定かつデリケートです。常温に置くとあっという間に酸化してしまうため、冷蔵庫などの低温の環境下で保存する必要があります。
また流通の段階で熱によって品質が劣化する恐れがあり、小まめな温度管理が求められます。とにかく品質管理が大変なのがデメリットです。

関連記事:還元型のコエンザイムQ10とは

酸化型は熱に強い

酸化型は体内ですぐ利用されないため、選ぶメリットがなさそうです。しかし、還元型と比べて安定していて熱に強いというメリットがあります。
240℃以上で加熱しない限り、コエンザイムQ10の構造そのものが破壊されることはありません。ただし、実際にはそれよりも低い温度でも成分が溶けるなどして品質が劣化する可能性があります。
ですが常温の環境下に置く限りは品質を保つことができます。熱に強く保存性の優れたコエンザイムQ10を求めるなら酸化型がお勧めです。

関連記事:酸化型のコエンザイムQ10とは

熱に強い形状にこだわる

熱に強いコエンザイムQ10を選ぶなら、サプリメントの形状にもこだわりましょう。中身は酸化型でも容器が熱に弱いと品質が劣化してしまいます。

ソフトカプセルと錠剤は熱に弱い

ソフトカプセルのコエンザイムQ10は、柔らかいゼラチンやデンプンで厚く覆われているため、48℃以上で溶けてしまいます。
錠剤のコエンザイムQ10は表面をコーティングしているため、高温多湿の環境に置くと溶けてしまうことがあります。
どちらも常温では問題ありませんが、バッグや鞄に入れて外出先に持ち歩く方は、移動中に熱で溶ける可能性があります。

熱に強い粉末とドリンク

さまざまな形状の中で最も熱に強いのは粉末です。酵母などから抽出したコエンザイムQ10を精製、結晶化、乾燥といった工程を行うことで、高純度化され水分を含まず完全に乾燥していることが理由です。
もちろん中身が酸化型であれば常温で保存することができます。ただし摂り方には注意が必要です。好きな飲み物に溶かして飲むことができますが、熱い飲み物に溶かすのは止めましょう。
ほかにも水に溶かして水溶性に加工し、密封性の高いビンなどの容器に詰めたドリンクは温度変化に強く、熱の影響を受けにくい形状です。

熱に弱いコエンザイムQ10の弱点を克服した包接体

不安定で熱に弱いというコエンザイムQ10の弱点を克服したサプリメントとして、近年になり注目されているのが「コエンザイムQ10包接体」です。
包接体はオリゴ糖の一種である「γ-シクロデキストリン」で包接=包み込むことで、外部の熱や光を遮断しているのが特徴です。

コエンザイムQ10はベースとなる六角形の「キノン骨格」と、そこから角のように伸びる「イソプレン」という二つの部位で構成されています。
このうち熱の影響を受けやすいのはイソプレンの部分です。そこでγ-シクロデキストリンで包接するときに、上手く内部の空洞にイソプレンのみを落とし込んでいます。
こうすることで熱に弱いイソプレンをしっかりガードすることができます。さらに包接体は体内での吸収性にも優れていて一石二鳥です。熱に強くより高い効果を期待するなら包接体を選びましょう。

包接体のコエンザイムQ10について詳しくはこちら

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