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コエンザイムQ10と合わせて摂りたいビタミンE

コエンザイムQ10と一緒に摂りたいビタミンE

コエンザイムQ10とビタミンEは相性の良い組み合わせ

体の疲れを取り老化を抑制してくれるコエンザイムQ10は、優れた効能を持つことから近年になり注目されている成分です。健康食品として認可されていて、サプリメントから気軽に摂ることができます。
そこでコエンザイムQ10と一緒に摂りたいのがビタミンEです。この二つの成分はとても相性の良い組み合わせで、併用することで相乗効果が期待できます。

どちらも優れた抗酸化物質

老化を進める活性酸素

私たちの体は酸素を取りこんで細胞を動かすエネルギーに変えています。ところが呼吸や食事の際に取りこんだ酸素のうち、最大5%程度が活性酸素に変わります。
活性酸素は免疫機能を高めるなどの良い働きもします。しかし、増えすぎると有害性を発揮して、細胞や血管を錆つかせてしまいます。
このように活性酸素によって細胞や組織がダメージを受けることを「酸化ストレス」と言います。細胞が強い酸化ストレスに晒されると機能が低下し、老化が進んでしまいます。
肌であれば新陳代謝が悪くなることでハリを失ってシワやたるみが目立つようになり、血管では動脈硬化が引き起こされます。

コエンザイムQ10とビタミンEは優れた抗酸化物質

そこで酸化ストレスから細胞や組織を守るために、私たちの体は抗酸化物質を働かせて活性酸素を除去しています。コエンザイムQ10とビタミンEはどちらも優れた抗酸化物質です。
コエンザイムQ10は全身の細胞で生合成することができます。一方のビタミンEは体内で生合成することができないため、毎日の食事から補給する必要があります。

脂質の酸化を防ぐビタミンE

私たちの体は、たんぱく質、核酸、糖質、脂質などで構成されています。このうち活性酸素によって最も酸化しやすいのは脂質です。
なぜなら体内に存在する脂質の多くには、リノール酸やアラキドン酸など非常に酸化しやすい性質を持つ「多価不飽和脂肪酸」が含まれているからです。
細胞や組織を酸化ストレスから守るためには、いかにして脂質の酸化を防ぐかが重要になります。そこでビタミンEの出番です。脂に溶ける脂溶性のビタミンEは、多価不飽和脂肪酸の酸化を抑える働きがあります。

加齢によって減少する抗酸化物質

ところがコエンザイムQ10は20歳をピークに加齢によって減少していきます。一方のビタミンEは活性酸素を除去する際に消費されるため、体内の活性酸素が増えることで減少していきます。
体内の抗酸化物質が減少すると、活性酸素の除去が追いつかなくなり、細胞や組織を酸化ストレスから守ることができなくなります。
そのため体内のコエンザイムQ10とビタミンEを減らさないためには、食事やサプリメントによって補給する必要があります。

ビタミンEは単独では脂質の酸化を抑制できない

私たちの体内には、ビタミンC、ビタミンE、そしてコエンザイムQ10といった抗酸化物質が存在します。このうちビタミンCとコエンザイムQ10は単独でも抗酸化作用を発揮して、活性酸素を除去することができます。
ところがビタミンEは単独では働くことができません。それどころかビタミンEが単独で存在すると、脂質の酸化を進めてしまいます。この現象を「ビタミンEの酸化促進効果」と呼びます。

ビタミンEを還元するコエンザイムQ10

コエンザイムQ10は大きく分けて酸化型と還元型があります。このうち還元型コエンザイムQ10をビタミンEと共存させると、還元型コエンザイムQ10が存在する間はビタミンEの減少が抑えられることが分かっています。(参考元1)
これは還元型コエンザイムQ10によって、消費されたビタミンEが還元されているためです。ビタミンEは活性酸素を除去する過程で「ビタミンEラジカル」という物質に変化し、抗酸化作用を失います。
コエンザイムQ10にはビタミンEラジカルをビタミンEに戻す働きがあります。またこの現象によって、ビタミンEによる脂質の酸化を抑制することができます。

コエンザイムQ10とビタミンEを併用する際の注意点

大量摂取は控える

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コエンザイムQ10もビタミンEもどちらも体に有用な働きをします。また非常に安全性が高く、副作用が少ない成分です。
だからといってとにかく大量に摂れば良いというものではありません。コエンザイムQ10は大量に摂ったとしても副作用の発現率が非常に低いことが分かっています。
しかし、複数のサプリメントを併用することで体を刺激してしまう可能性があります。ビタミンEのサプリメントは食品から抽出したエキスを濃縮しています。
このような濃縮エキスは自然界に存在しないものです。ですから大量に摂ると副作用を引き起こす可能性があります。

低血圧の方は注意

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ビタミンEには血管を拡張して血圧を下げる作用があります。低血圧の方がビタミンEを大量に配合したサプリメントを摂取すると、体調を崩す恐れがあります。
成分の含有量の多いサプリメントは、知らず知らずのうちに同じ成分を過剰に摂取してしまうことがあるため注意が必要です。

持病のある方はかかりつけの医師や薬剤師に相談する

詳しい情報(クリック)

持病のある方は複数の成分をサプリメントから摂ることで副作用を引き起こす可能性があります。予めかかりつけの医師や薬剤師に相談し、適切な指示を得てから摂取しましょう。

参考元1:コエンザイムQ10の基礎と応用 コエンザイムQ10協会編 丸善出版

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